ネオ君がやってきた❶

どうも僕の名前は
「ネオ」というらしい

僕は、いつも通りに
夜回りしていたんだけど

12月の始めのあの日は
いつもとは違ったんだよ

頭に衝撃があって

動けなくなっちゃったんだ

そのうち
「交通事故にあった猫を見つけた」と
お姉さんが、泣きながら誰かと話す声が聞こえた

僕の声が聞こえないのかな?って思ったから
たくさん鳴いたんだ

次の日の朝、病院に連れて行ってくれたんだよ

ボクが頑張っているから、お姉さんも頑張るよ!って言ってた

そこの病院では、「腫れがひかないと治療できない、顎の手術はウチではできない」と言われてた

良い先生だなって思って聞いてた
できないことはできないって、言ってくれたし、鎮静剤と止血剤をしてくれたからね

そのあと、もっと遠くの病院に連れて行って貰ったんだよ

鍵尻尾

個人ボランティアが協力して活動しています。 TNR活動を行うなか、保護猫の数が増え、猫達は鍵しっぽシェルターで生活しています。 主に「ぺっとのおうち」を通じて里親様を探しています。 人間も動物も共生する地域で有り続けるために できることを続けています

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