ネオ君がやって来た❷

遠くの病院、本当に遠かったよ
患者さんがたくさん待っていたけど
「交通事故の猫ちゃんなので、先に診ますね」
って、受付の人が話してた

病院の先生にボクは会えたけど、連れて行ってくれた人は会えなかったんだって

入院中、顎が割れちゃっているから
流動食になって管を付けてもらった

ご飯の時
お腹がいっぱいになって
スリスリゴロゴロしたんだよ

ボランティアの人が来た時に写真を撮ってくれた
「腫れがひくまで、危険な状況です」って先生が話してたけどね

ボクとしては、のんびりできたし

だからか
下顎はいい感じに固まってきたんだって

そのうち
上顎の修復手術もできたし

どうも「ボクの危険な状況」は過ぎ去ったみたいだよ



鍵尻尾

個人ボランティアが協力して活動しています。 TNR活動を行うなか、保護猫の数が増え、猫達は鍵しっぽシェルターで生活しています。 主に「ぺっとのおうち」を通じて里親様を探しています。 人間も動物も共生する地域で有り続けるために できることを続けています

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